WIND BENEATH MY WINGS

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空間をイメージする能力

2009-02-22 01:53:55 | このブログについて・お知らせ
最近、仕事で建築系の方たちとお話する機会が増え、数字や概略だけで、話し合っているその場所=空間や完成像、そして未来像までイメージ出来る能力に驚きました。

私自身は、車庫入れの下手さが示すように、空間認知能力が低いです。
ですから、当初話についていくために、図面と現場を見比べたり、計れるところは、ちょっとメジャーで図ったり、大変な騒ぎでした。
最後は割り切って、プロきお任せしようということにしましたが(笑)。

自分の家のベランダならば、毎日使っているので説明できます。
「西側に、180センチのトレリスを2枚置いたら、上手く隣のビルからの目隠しが出来ました。そこに10センチ×10センチのネットを斜めに張ってつる性の植物を這わせました。でも、洗濯物を干す場所が必要なので、南側は、窓(部屋)の側に観葉植物を置き、手すり側は1メートルくらいあけてあります」
みたいに。
何度も使ったり計ったりしたから、説明できるんですね。

まあ、とにかく、どんなに能力が低くても、場数を踏めばなんとかなるということみたいなので、ちょっと意識していこうと思っています。

立体的な空間をイメージし、それを「夢のある空間」として、命を吹き込み、相手もそれをイメージできるようにする能力は、大切だと感じています。そのためには、自分の中で、はっきりイメージできるところまで持っていくことが大切なんだと思います。

「これくらいの大きさだと子供が4~5人、通りぬけることが出来ます。そして、例えば、親子連れが、ここで立ち止まるとすると、ちょっとスペースだと思いました。もし動線を邪魔せず、可能ならば、ここに間伐材で出来た、丸い椅子とテーブルを置きましょう。ちなみにこんなものが、○円でお借りできます。」
「そして、ここに座ると、高さが○センチですから、ちょうど目線の中に、緑が入り、リラックスできるんです」
みたいなことを言えなきゃいけない。

こちらもまた奥深い世界です。

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